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KADOKAWA、所沢市に書籍の工場兼複合施設

2015年8月6日

 KADOKAWA・DWANGOは6日、子会社のKADOKAWAが製造・物流拠点を埼玉県所沢市に建設すると発表した。

 新工場は書籍の迅速な生産・発送を可能とする最適な生産プロセス、物流システムを構築する。また、書籍の小ロット生産や適量生産・適時配送を実現することで印刷費用、資材費用等の直接原価を削減し、返品率を改善することで利益率向上を狙う。
 投資総額は未定だが、KADOKAWAの最大追加投資額は155億円を予定し、必要に応じて外部から投資家を募る予定だという。

 また、「COOL JAPAN FOREST構想」も同時に発表。製造・物流拠点に加え、図書館・美術館・博物館を融合した施設を建設し、完成すれば日本初の施設になるという。

 同市から取得した37,400㎡の敷地の一部を使用。2018年ごろの稼働を目指す。設計・施工契約締結日、着工日は未定。

■ 施設概要

所在地:埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31番地の3及び11
敷地面積:37,400㎡の敷地の一部を使用
事業内容: [工場棟] 製造業務(製版・印刷・製本)、倉庫・出荷業務(保管・ピッキング・出荷)
稼働開始予定:2018年ごろ

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