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日本液炭、水島工場に液化炭酸ガス製造設備を建設/50億円を投資

2015年12月15日

 大陽日酸グループで、炭酸ガス大手の日本液炭(東京都港区)は14日、水島工場に液化炭酸ガス製造設備を新設すると発表した。

 液化炭酸ガス製造設備を新設する水島工場は三菱化学水島事業所内にあり、三菱化学水島で発生する低濃度な炭酸ガスを回収し、高品質な液化炭酸ガスとして産業で有効利用する。

 新設備により、地球環境に貢献すると共に次世代型の液化炭酸ガス製造工場となる。また、水島地区への液炭設備新設により、中四国~関西地区ユーザーへの更なる安定供給の確保と、長距離輸送の削減が実現するという。

 投資額は50億円、液化炭酸ガスを一日に250トン生産。2017年10月の完成を予定する。

■ 新設備概要

所在地:岡山県倉敷市潮通3-10 (同社 水島工場内)
投資額:約50億円
生産能力:250t/日
着工予定:2016年5月
完成予定:2017年10月
操業予定:2017年10月

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