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本田技研工業、インドの第四工場が稼働開始/スクーター専用の生産工場

2016年2月18日

 本田技研工業(東京都港区)はインドにおける二輪車生産・販売現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッドは、17日に、第四工場の開所式典を行ったと発表した。

 インド・グジャラート州アーメダバード地区に建設した第四工場は、それぞれ60万台の生産能力をもつ第一、第二ラインからなる年間120万台のスクーター専用生産工場。

 第一ラインは今月より稼働を開始、第二ラインは16年中頃に稼働を開始する予定。これにより、同社のインドにおける二輪車年間総生産能力は580万台へと拡大する。投資額110億ルピーをかけた第四工場の設立により、新たに約3,000名の雇用を創出する。

 第四工場は「喜びを次世代へ」のコンセプトに基づいたグリーンファクトリーとして、同社の二輪車工場として初めて、廃水を再利用し排出しないことで、環境負荷を低減する技術である、ゼロ・リキッドディスチャージ(ZLD)設備の統合・導入を実現した。

■ 第四工場概要

所在地:インド・グジャラート州アーメダバード地区
投資額:110億ルピー(約170億円)
生産品目:スクーター
生産能力:120万台/年
稼働開始:2016年2月(第一ライン)
    :2016年中頃(第二ライン)

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