工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日本トランスシティ、三重県四日市市に新物流センター建設/16年4月の着工

2016年3月1日

 総合物流企業の日本トランスシティ(三重県四日市市)は26日、同社と伊勢湾倉庫が共同出資する霞北埠頭流通センター(三重県四日市市)が三重県四日市市霞地区に新倉庫を建設すると発表した。

 投資額は約70億円、16年4月の着工、17年5月の竣工を計画する。

 同事業は、国土交通省から港湾に立地する物流施設の再編・高度化により、防災機能の向上および効率的な物流網の形成を図る「港湾機能高度化施設整備事業」として採択されている。

 また、環境経営への取組みの一環として、太陽光発電設備(メガソーラー)の設置および倉庫内にLED照明を採用するとともに、BCPへの対応として、自家発電設備の設置を予定している。

■ 新物流施設概要

所在地:三重県四日市市霞二丁目26-1(霞ヶ浦北ふ頭コンテナターミナル隣地、四日市港管理組合より賃借)
投資額:約70億円
敷地面積:約54,800㎡
延床面積:倉庫 約39,700㎡
    :事務所 約2,640㎡
構造:倉庫 鉄骨造 2階建
  :事務所 2階建1棟
倉庫設備:垂直搬送機、人貨用エレベーター、ドックレベラー 等
その他設備:自家発電設備、太陽光発電設備(メガソーラー)、LED照明、避難場所 等
業務内容:主として輸出貨物の荷受、保管、出荷、付帯作業、配送などの物流業務
着工予定:2016年4月
竣工予定:2017年5月

このエントリーをはてなブックマークに追加