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セーレン、メキシコ新工場が開所/50億円を投資

2016年3月22日

 繊維メーカーのセーレン(東京都港区、福井県福井市)は18日、メキシコ子会社のViscotec México S.A. de C.V(以下:ビスコテックメキシコ)が16日に開所式を行ったと発表した。

 メキシコ工場は、日本からアメリカ、中国、タイ、ブラジル、インド、インドネシアに次いで8カ国目・24拠点目となる新規事業の生産工場となる。

 ビスコテックメキシコは、完成車メーカーのメキシコ増産へ対応したシート材供給、高付加価値商品投入による北米市場での競争力強化を図るため、14年9月に会社を設立し、15年より工場建設に着手していた。

 今後、16年6月よりファブリックシート材での量産を開始、16年10月より高付加価値商品である「クオーレ®」の量産開始を予定している。また、メキシコ事業において、第2次、第3次と新規投資をしていく計画をしている。

■ 新工場概要

会社名:Viscotec México S.A. de C.V. (同社グループ 100%)
所在地:メキシコ合衆国グアナファト州アバソロ市 マラビス アバソロ工業団地内
投資額:約50億円(第1次投資)※2014年~2017年、土地・設備代含む
敷地面積:188,638㎡
工場面積:25,605㎡
従業員:26名(2016年3月時点)
事業内容:繊維製品の企画・開発・製造・販売など
生産能力:ファブリック 25万m/月
    :クオーレ® 20万m/月
量産開始予定:2016年6月(ファブリック)
      :2016年12月(クオーレ®)

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