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アマダ、土岐事業所内に金型の新工場/100億円を投資

2016年5月25日

 金属加工機械を製造するアマダホールディングス(神奈川県伊勢原市)は5月12日、板金加工機械のパンチングマシンに装着する金型の生産工場を、岐阜県土岐市にあるアマダ土岐事業所内に建設すると発表した。

 新工場は、IoT技術・自動化による最新設備で構築する。IoTシステムをベースとする新工場と、Webシステムをベースとする新販売システムを構築し、個別の依頼から金型納品まで全工程をサポート。短納期での納品が可能となる。

 また、従来の金型工場とは異なり、顧客から発注を受ける金型フロントシステムから金型製造、アフターサービスまでをIoT技術でつなぎ、QCDすべての面で顧客に大幅な付加価値アップを提供できるシステムとなる。

■ 新工場概要

所在地:岐阜県土岐市泉町久尻字北山1431-37(土岐工場内)
投資額:約100億円(設備+工場関係 約80億、システム関係 約20億)
生産延床面積:6,100㎡
生産能力:30,000 本/月(10,000本/月 増)
PH生産高:5,000 本/人
省エネ:▲40%(工場無窓化、LED 照明、設備省エネ化)
着工:2016年3月
稼働開始予定:2017年7月

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