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島津製作所、マレーシアの分析計測機器の新工場が稼働開始

2016年6月22日

 計測機器、医療機器の製造販売を行う島津製作所(京都府京都市)は20日、分析計測機器の新生産拠点Shimadzu Manufacturing Asia Sdn.Bhd.(以下: SMA)の開所式を6月17日にマレーシア現地にて行い、稼働を開始したと発表した。

 同社はASEAN・インド地域を主要成長市場と位置付け、中期経営計画(2014年度~2016年度)の目標達成と、さらなる事業拡大の実現に向けて、マレーシアでの新生産拠点会社であるSMAを2015年1月に法人設立し、新工場建設を進めていた。

 今回、新工場の稼働を開始し、中長期的に大きな市場成長が見込まれているASEAN・インドを中心とした地域に対して、品質、価格およびリードタイムともに競争力のある製品を製造・供給することで、同地域の成長力を確実に取り込み事業の拡大を図るとしている。

■ 新工場概要

名称:Shimadzu Manufacturing Asia Sdn.Bhd.
所在地:マレーシア ヌゲリスンビラン州 センダヤン テックバレー
敷地面積:5,350㎡
構造:平屋建て
人員:初年度 61名、2020年度計画 168名
生産品目:分光光度計、クロマトグラフ、クロマトグラフ質量分析計
年間売上高:約29億円(2021年度計画)
稼働開始:2016年6月17日
出荷開始予定:2016年9月末

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