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三菱マテリアル、オランダに金銀滓センターを新設

2016年7月5日

 三菱マテリアル(東京都千代田区)は4日、欧州地域からの金銀滓(E-Scrap)受け入れを拡大するため、オランダ国北ブラバント州ムールダイクに「MM Metal Recycling B.V.」を設立すると発表した。

 今回、総投資額約40億円をかけて金銀滓の受け入れ・検品・サンプルの採取等を行う金銀滓センターを新設。完工は17年春を予定する。

 新会社は、三菱マテリアル90%、阪和興業10%の共同出資で設立される。金銀滓の受け入れからサンプリングまでの業務を新設する金銀滓センターで行うことにより、買い取り評価にかかる期間の大幅な短縮を実現し、スピーディーに金銀滓を取引したいという顧客からのニーズに対応する。

 金銀滓の受入・処理能力は、16年4月12日に直島製錬所で設備の増強を完工した結果、グループ企業である小名浜製錬と合わせて、約14万トン/年(従来比+約3万トン)と世界最大となる。

 また、海外からの金銀滓の集荷にも注力。新会社設立により、金銀滓の最大の発生元のひとつである欧州での顧客サービスを向上し、更に集荷を増量する。海外で集荷された金銀滓は、日本に輸送され、同社製錬所で有価金属として回収・再資源化される計画。

■ 金銀滓センター概要

会社名:MM Metal Recycling B.V.
所在地:オランダ国北ブラバント州ムールダイク
総投資額:約40億円
面積:約30,000㎡
従業員数:約50名
事業概要:金銀滓の受け入れ、検品、サンプリング、出荷
主要設備:受け入れヤード、サンプリング設備、試料調整設備、出荷ヤード等
完工予定:2017年春

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