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三菱電機、群馬製作所内の「複合棟」が稼働開始

2016年7月12日

 三菱電機(東京都千代田区)は11日、電気給湯機の製造拠点である群馬県太田市の群馬製作所内に建設していた物流センター・ショールーム・事務所からなる「複合棟」が、7月12日に竣工・稼働開始すると発表した。

 同社は自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機の「エコキュート」の今後の需要拡大に対応するため、効率的な生産・物流体制の構築が必要となっていた。

 今回、群馬製作所内に物流センターを建設することにより、敷地内外に分散していた製品の物流機能を集約・統合し、部品調達から生産・出荷までの一貫体制構築による効率化を実現した。

 また、併設するショールーム「ユクリエ」では、最新の電気給湯機や三菱HEMSの紹介に加え、業務用給湯機のソリューション提案を行うほか、当社が提案しているエコキュートによる微細なマイクロバブルで快適な入浴を実現する「ホットあわー」の実感・体感エリアを設けるなど、顧客への提案力を強化して行く。

■ 施設概要

所在地:群馬県太田市岩松町800
投資額:23.5億円
建設面積:12,326㎡
延床面積:13,457㎡
構造:鉄骨造、一部2階建
主な用途:製品倉庫、ショールーム「ユクリエ」、事務所(設計部門)
環境への配慮:同社製 高効率省エネ機器を導入(空調・換気機器、LED 照明、太陽光発電)
竣工:2016年7月12日
稼働開始:2016年7月12日

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