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旭化成メディカル、大分でウイルス除去フィルターの新工場建設

2016年9月14日

 旭化成メディカル(東京都千代田区)は13日、大分工場内に建設を進めていたウイルス除去フィルター「プラノバ BioEX」の紡糸工場の竣工式を行ったと発表した。

 プラノバ BioEXは、バイオ医薬品や血漿分画製剤といった生物学的製剤の製造工程に使用されている親水化ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いたウイルス除去フィルター。同工場ではプラノバ BioEXに用いる中空糸の紡糸を行い、組み立ては大分工場および延岡工場にて対応する。

 工場の新設により、同社のプラノバ BioEXのフィルター供給能力は、10,000㎡/年となる。

■ 新工場概要

所在地:大分県大分市大字里2111-2(旭化成メディカル大分工場内)
延床面積:約2,900㎡
構造:地上2階建て
生産品目:ウイルス除去フィルター「プラノバ™ BioEX」
竣工:2016年9月
商業生産開始予定:2017年10月

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