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ブリヂストン、インドネシアの自動車用防振ゴム新工場が開所

2016年9月26日

 ブリヂストン(東京都中央区)は23日、インドネシア子会社のピーティー ブリヂストン アストラ インドネシア(PT. Bridgestone Astra Indonesia、以下:BSAI)が9月23日に新工場の開所式を実施したと発表した。

 BSAIはブリヂストンとインドネシアで自動車部品の製造販売を行うピーティー アストラ オートパーツ ティービーケー(PT Astra Otoparts Tbk、以下:アストラ オートパーツ社)との合弁で西ジャワ州プルワカルタに設立した自動車用防振ゴムを生産する会社で、合計投資金額は約1,740億ルピア(約14億円)の予定。

 自動車用防振ゴムとは、自動車のエンジンやサスペンション周囲に装着し、音と振動を制御することにより、車の静粛性や乗り心地の改善に寄与するゴム部品。

 新工場の稼働で、インドネシア国内の生産品目拡充や製品品質の向上、新技術の導入を進め、更に同社のグローバルでの原材料調達網やアストラ オートパーツ社のインドネシア国内サプライチェーンを活用するなど、同国内における自動車用防振ゴム事業の競争力強化を図る。

 BSAIでは、当面インドネシアの完成車メーカー向けに製品を供給するが、将来的にはASEAN地域への輸出も視野に入れていく。

■ BSAI概要

会社名:ピーティー ブリヂストン アストラ インドネシア(PT. Bridgestone Astra Indonesia)
所在地:インドネシア 西ジャワ州プルワカルタ
設立:2015年8月6日
出資比率:ブリヂストン 51%、アストラ オートパーツ社 49%
投資額:1,740億インドネシアルピア (約14億円)※1IDR=0.0081円にて算定
事業内容:自動車用防振ゴムの生産
従業員数:90名(2016年12月末計画)
生産開始:2016年9月

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