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住友化学、インドでポリプロピレンコンパウンドの生産設備を導入

2016年10月6日

 住友化学(東京都中央区)は3日、ポリプロピレン(PP)事業の強化のため、新たにメキシコに販売拠点を設け、インドで生産設備を導入すると発表した。

 PPコンパウンドは、PPに合成ゴム、ガラス繊維、無機フィラー等を混練し、機能性や剛性を向上させた高性能な材料で、自動車のバンパーや内装材のほか、家電製品などにも使われている。

 メキシコでは、これまで米国子会社を通じてPPコンパウンドを販売してきたが、自動車産業の伸びに伴い、今後も旺盛な需要が期待できることから、現地販売拠点としてスミカ・ポリマーズ・メキシコ社を設置し、10月から営業を開始した。

 インドでは、2013年にスミカ・ポリマー・コンパウンズ・インディア社を設立し、PPコンパウンドの販売を展開してきたが、需要増に対応するため、新たに生産設備を導入し、9月に竣工式を行った。

■ 設備増強概要

会社名:Sumika Polymer Compounds (India) Private Limited
所在地:インド・チェンナイ
事業内容:PPコンパウンドの生産・販売
生産能力:5,000トン/年
竣工:2016年9月

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