工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日本エア・リキード、トヨタ自動車九州内に水素ステーションを建設

2016年11月2日

 産業ガス大手の日本エア・リキード(東京都港区)はトヨタ自動車九州の宮田工場敷地内に水素ステーションを建設する。

 今回、トヨタ自動車九州から敷地内の一部を賃借する。設備は、水素製造機能を持たず、他の場所から輸送した水素を利用する方式の「圧縮水素オフサイト方式」を採用する。

 九州自動車道宮田スマートICに隣接していることなどから、ユーザーの利便性にも優れ、九州での水素モビリティー発展の中心地のひとつになると期待されている。

 事業は、福岡県の「グリーンアジア国際戦略総合特区」に指定されており、水素ステーションの建設は筑豊地域では初となる。

■ 施設概要

所在地:福岡県宮若市上有木1番地(トヨタ自動車九州 宮田工場内)
事業内容:商用水素ステーションの整備事業
竣工予定:2017年2月
営業開始予定:2017年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加