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丸久、バングラデシュ工場を増設/衣料品の一貫生産

2016年11月10日

 子供服や肌着、紳士・婦人服の製造販売を行う丸久(徳島県鳴門市)はバングラデシュ工場を増設する。商工中金はバングラデシュでの工場建設資金5,000万円を融資した。

 同社は、糸から生地を製造し、裁断・縫製まで一貫対応できる強みを持ち、国内外のアパレルブランドから製造を請け負う。また、タイとバングラデシュに現地法人を持ち、海外生産も行っている。

 今回、海外アパレルブランドの多様なニーズに応えていくため、総投資額は約4億円で、バングラデシュ国内に工場を増設して衣料品の生産品目や生産能力を増強し、欧州への販売強化を図る。

 生産能力は従来の約5割増加する見込みで、本格稼働は2017年4月を予定する。

■ 増設概要

会社名:MARUHISA PACIFIC CO.,LTD.
所在地:バングラデシュ ダッカ郊外 アダムジーEPZ
総投資額:約4億円
生産能力:従来の約5割増加
本稼働予定:2017年4月

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