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資生堂、中国イノベーションセンターの新社屋が稼働

2016年11月14日

 化粧品大手の資生堂(東京都港区)は11日、中国イノベーションセンター上海分公司の新社屋を建設したと発表した。

 今回のスペース拡張と人員増強によるR&D強化、2015年に行なったマーケティング機能の日本から中国への移管により、市場調査や企画立案から処方設計、製品設計、製品保証、生産まで全て中国で完結し、顧客満足度の高い製品開発をスピーディに進める体制が整った。

 2016年5月に拡張オープンしたアメリカイノベーションセンター、2018年末の日本におけるグローバルイノベーションセンター設立を控え、世界5カ国9カ所に及ぶ研究開発拠点を整備する。

 2020年度には全世界の研究所のスタッフを現在の約1,000名から1,500名規模まで拡大させ、研究開発費を対売上高比率で現在の1.8%から2.5%まで拡大させる計画。

■ 中国イノベーションセンター上海分公司概要

名称:資生堂(中国)研究開発中心有限公司上海分公司
所在地:中国・上海張江高科技園区龍東大道1558号
設立:2015年10月21日
敷地面積:969㎡
新社屋稼動:2016年11月1日

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