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豊前ニューエナジー、福岡県豊前市に木質バイオマス発電施設を建設/17年3月の着工

2016年11月14日

 イーレックス(東京都中央区)、九電工(福岡県福岡市)、九電みらいエナジー(福岡県福岡市)の3社が今年10月に設立した「豊前ニューエナジー合同会社」は福岡県豊前市に木質バイオマス発電施設を建設する。

 同事業は、イーレックスと九電みらいエナジーが発電所運営を担い、主にイーレックスが燃料調達、九電みらいエナジーが技術管理を担当する。また、九電工は発電所の電気設備工事を担当するなど各社の強みを活かした事業運営を図る。

 発電プラントは、バイオマス燃料の発電所としては国内最大級となる74,950kW規模のプラントを建設する計画。

■ 発電施設概要

会社名:豊前ニューエナジー合同会社(イーレックス 65%、九電みらいエナジー 27%、九電工 8% 予定)
発電所名:豊前バイオマス発電所
所在地:福岡県豊前市大字八屋(九州高圧コンクリート工業株式会社所有地)
定格出力:74,950kW
年間発電量:約500,000MWh(一般家庭約15万世帯分の年間消費電力に相当)
CO2削減効果:約264,000t-CO2/年(推定)
燃料使用量:パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット 約 30万t/年
着工予定:2017年3月
営業運転開始予定:2019年10月

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