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福岡鋼業、真庭産業団地に土地取得/阪和興業グループ設備投資

2016年11月16日

 阪和興業グループで鋼材の鐵鋼加工、機械工具卸を行う福岡鋼業(岡山県津山市)は、真庭産業団地に土地を取得し、加工センターを建設する。

 福岡鋼業は、岡山県津山市にある第二倉庫が手狭なため、周辺への配慮も含め近隣の工業団地への機能の集約を検討していた。今回、10月13日に岡山県真庭市の真庭産業団地の土地約11,000㎡を正式に取得。今後、建物面積約5,100㎡の真庭加工センター(仮称)の建設に着工し、2017年6月末~7月中旬の完成を目指す。

 加工センター内には、コラムの開先切断加工設備を新設する予定。阪和興業の取引先で、形鋼加工を主力とする大阪の特約店、(株)森鋼材が真庭加工センター(仮称)に参加が決定しており、福岡鋼業と森鋼材の複合型営業で、周辺地域の顧客に精度の高い加工製品の提供を行う。

 また、福岡鋼業は従来から自社配送を行っているが、質の良い配送サービスを確保するため、阪和グループと懇意である(株)岡山積載運輸に配送依頼を予定しており、今まで当該地区へのコラム製品のデリバリーについては小口配送が困難であったが、この課題を解消して周辺顧客へのキメ細かいサービスを実現させる。

■ 新工場概要

所在地:岡山県真庭市中原字中原(真庭産業団地内)
敷地面積:約11,000㎡
建物面積:約5,100㎡
完成予定:2017年6月末~7月中旬

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