工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

LIXIL、千葉県野田市に「LIXIL野田R&Dセンター」を建設/17年8月の完成

2016年11月30日

 建材・設備機器大手のLIXIL(東京都千代田区)は28日、野田事業所内に新研究開発棟「LIXIL野田R&Dセンター」(仮称)を建設すると発表した。

 今月25日に起工式を行っており、2017年8月の完成を予定する。

 野田事業所は、建物の老朽化や事業環境の変化により、主に住宅用サッシや玄関ドアといった建材の研究・設計・試験を行う拠点としての役割を担ってきたが、サッシの一貫製造50周年を機に、住宅・ビル用サッシや玄関ドアの製造・販売に関する新たな研究開発センターとして再始動する。

 施設は、研究・企画・設計・検証・試験が一体となった新たな開発スタイルを確立する。外壁には、同社が開発したCO2削減・省エネ化など低炭素建築を可能にする、 ビル用定風量自然換気装置「シーガル スウィング」などの最先端技術を採用する。

■ 研究開発棟概要

名称:(仮称)LIXIL野田R&Dセンター
所在地:千葉県野田市中里3000(野田事業所内)
延床面積:4,433.93㎡
構造:鉄骨造2階建て
基本設計:(株)プランテック総合計画事務所
実施設計:(株)大林組
施工:(株)大林組
着工:2016年11月
完成予定:2017年8月

このエントリーをはてなブックマークに追加