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住友ゴム工業、米国テクニカルセンターが稼働開始

2016年12月16日

 住友ゴム工業(兵庫県神戸市)は16日、開設準備を進めていた「米国テクニカルセンター」を2017年1月より本格稼働すると発表した。

 同社は、2015年10月のグッドイヤー社とのアライアンス契約解消に伴い経営の自由度が増した欧米市場において、開発、生産、販売体制の強化を進めていた。その一環として、ニューヨーク州トナワンダの米国工場内に「米国テクニカルセンター」を開設し、2017年1月より本格稼働する。

 また、従来は二輪車用タイヤの評価を行っていた「米国タイヤテストコース」についても2017年3月より四輪車用タイヤの評価を開始する。開発、評価体制の強化により、米州市場において顧客ニーズを取り入れた、商品力の高いタイヤをスピーディーに市場に投入する現地開発体制が整う。

 「欧州テクニカルセンター」についても現在、本格稼働に向けた準備を進めており、2017年9月に本格稼働を予定している。

■ テクニカルセンター概要

所在地:米国・ニューヨーク州トナワンダ(米国工場内)
延床面積:約3,500㎡
構造:鉄筋コンクリート造 地上1階
稼働開始予定:2017年1月

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