工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日本ゼオン、水島工場内に水添石油樹脂の製造設備導入/投資額12億円/17年1月の着工

2016年12月21日

 日本ゼオン(東京都千代田区)は岡山県倉敷市の水島工場内に水添石油樹脂の製造設備を導入する。

 今回、紙オムツなどの衛生材料市場の需要拡大に対応するもので、設備導入により水島工場は、同社の衛材向け粘接着剤の原材料の製造拠点工場となる。

 新工場では、世界初となる技術を搭載した水添石油樹脂を製造する。投資額は約12.3億円、17年1月の着工、17年8月の操業開始を予定する。

 設備投資金は岡山県の「拠点工場化等投資促進補助金」を活用し、約1.8億円が補助される予定。

■ 設備投資概要

所在地:岡山県倉敷市児島塩生字新浜2767-1(水島工場内)
投資額:約12.3億円(県補助金 約1.8億円)
事業内容:水添石油樹脂(用途 衛材向け接着剤など)の製造
着工予定:2017年1月
操業開始予定:2017年8月

このエントリーをはてなブックマークに追加