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ジャパンディスプレイ、白山工場の新ラインが稼働開始/世界最大クラスの第6世代LTPS液晶ライン

2016年12月27日

 ジャパンディスプレイ(東京都港区)は26日、12月1日より新設の白山工場(石川県白山市)で、量産準備を進めていた低温ポリシリコン(LTPS)液晶ラインが12月23日から本格稼働を開始したと発表した。

 白山工場の生産ラインは、第6世代(1500mm×1850mm)のガラス基板を使用する、LTPS対応の生産ライン。最新設備を導入することで、ハイエンドのモバイル製品向けの高性能、高品質なディスプレイを生産する。

 現在、スマートフォン向けを中心に、高付加価値かつ安定供給の可能な同社のLTPS液晶ディスプレイへの需要が大きく高まっていることから、新ラインの稼働を決定した。

 白山工場に導入した生産ラインは第6世代のガラス基板で月25,000シートの投入が可能。生産ラインの稼働開始により、同社の液晶パネル生産能力は、全体で約20%拡大する。

 また、新ラインは、LTPS最大クラスの第6世代ガラス基板の使用と合わせ、最先端の生産設備を備える。新ラインに設置された最新の生産設備は、顧客のニーズに合わせ、超高精細、広視野角、狭額縁、低消費電力、タッチセンサー機能内蔵などの先端設計ディスプレイを高い生産効率で製造することが可能となっている。

■ 新ライン概要

所在地:石川県白山市竹松町2480(白山工場)
敷地面積:143,000㎡
延床面積:169,500㎡
投入能力:約25,000シート/月(量産開始時)
ライン世代:第6世代(ガラスサイズ 1500mm×1850mm)
従業員数:約250名(2016年12月現在)
本格稼働開始:2016年12月23日

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