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安川電機、中国に第三工場建設/サーボモータなど需要増

2017年1月19日

 安川電機(福岡県北九州市)は18日、好調な中国市場でのサーボモータ、サーボアンプ需要に対応するため、現地生産子会社である安川電機(瀋陽)有限公司に、第3工場を増設すると発表した。

 中国では産業構造の高度化や労働人口の減少、人件費の高騰などにより、自動化・ロボット化への投資が加速しており、工作機械や製造装置、産業用ロボットなどの需要が拡大している。また、中国市場のニーズに合わせた製品投入の必要性から、現地での製品開発が進んでいる。

 今回、自動化機器の主要コンポーネントであるサーボモータ・サーボアンプは、今後も需要拡大が見込まれることから、生産能力を増強するため増設を決定した。

 第3工場では「見える化」をコンセプトとした最新の生産管理システムを導入し、生産状況のリアルタイム管理を実現する。このシステムを導入することで、埼玉県入間市のマザー工場と連携したグローバルな生産情報を共有できる体制を確立する。

 開発体制においては、これまで施設内の2カ所で行っていた開発機能を第3工場に集約する計画。

■ 新工場概要

所在地:中華人民共和国遼寧省瀋陽経済技術開発区開発大路34甲5号
延べ床面積:14,000㎡
生産機種:サーボモータ、サーボアンプ、工作機械用主軸モータ等
稼働開始予定:2018年春

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