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日本製紙、ベトナムの紙器加工工場が稼働開始

2017年1月25日

 日本製紙(東京都千代田区)は24日、ベトナム・ホーチミン市の紙器加工工場が稼働開始したと発表した。

 ベトナムでは経済成長に支えられ個人消費が拡大しており、外食産業の伸長とともに衛生面での意識の高まりから、今後は紙器加工製品分野、特に飲料用紙コップなどの市場拡大が続くと見込まれている。

 そこで同社は2016年1月に紙カップ事業で国内トップのシェアを持つViet Hoa My Trading Production Company Ltd.との共同出資でNippon Paper Viet Hoa My Joint Stock Company(以下:NPVHM社)を設立した。

 設立後、同社はホーチミン市郊外で新工場の建設を進めてきたが、2017年1月13日に竣工、本格稼働を開始した。

■ Nippon Paper Viet Hoa My Joint Stock Company の概要

所在地:ベトナム・ホーチミン市
資本金:300億ベトナムドン(約2億円)
持株比率:日本製紙65%、現地パートナー35%
売上規模:約2億円
事業内容:紙器(紙コップなど)の製造販売
工場竣工・稼働開始:2017年1月13日

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