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サントリー、神奈川県に海老名工場を建設/17年4月の着工

2017年2月22日

 サントリー食品インターナショナルは20日、同社とサントリービジネスエキスパートのグループ会社であるサントリーコーヒーロースタリー(神奈川県厚木市)が海老名市に新工場を建設すると発表した。

 近年のコーヒー市場は、缶コーヒーに加え、カフェブーム、コンビニエンスストアのカウンターコーヒー、イエナカコーヒーなど、飲用スタイルの多様化により、伸長を続けている。

 今回、コーヒー豆の焙煎加工・販売、コーヒー飲料の中味開発、レギュラーコーヒーの製品開発・販売、濃縮エキスの製造に加え、新たに、焙煎工場を設立し、生産能力や品質の向上を図る。

 新設する工場には、焙煎工程でフレキシブルな温度制御が可能なシステムを備えた高機能焙煎機を導入し、多種多様な香味づくりで、顧客の嗜好に応える。また、「BOSS」ブランドの品質へのこだわりが体感できる体験型セミナールーム「ボス クラフトマンズルーム」の併設を予定している。

■ 新工場概要

名称:サントリーコーヒーロースタリー(株) 海老名工場
所在地:神奈川県海老名市
敷地面積:約9,000㎡
延床面積:約5,000㎡
生産能力:約14,000トン/年
着工予定:2017年4月
竣工予定:2018年夏

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