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ヤマハ、インドに新工場/アコギ・PA機器など製造

2017年2月23日

 ヤマハ(静岡県浜松市)は22日、インドの連結子会社「ヤマハ・ミュージック・インディア」に対して増資を行い、工場を新設すると発表した。

 インドでの楽器・音響機器の販売は高い経済成長に支えられ、設立以来順調に売上げを伸ばしているが、人口やGDPベースで他国と比較すると、大きく成長すると見込まれている。特に設備需要が拡大するPA機器は売上拡大を目指している。

 新設する工場は、拡大するインド市場向け及び新興国市場向けの普及価格帯ポータブルキーボード、アコースティックギター、PA機器等を生産する。

 新工場を設立するタミル・ナドゥ州はインド南部に位置し、チェンナイ市を中心に急速に発展する豊かな市場性と港湾等のインフラ、労働力の確保等にも優位性を持ち、日本企業も多数進出実績があり、製造・販売などの事業活動に適した地区となっている。

■ 新工場概要

会社名:Yamaha Music India Pvt. Ltd.
所在地:インド共和国 タミル・ナドゥ州
増資額:32億インドルピー(約49億円)
生産品目:ポータブルキーボード、アコースティックギター、PA機器等
操業開始予定:2019年1月

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