工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

テーブルマーク、魚沼水の郷第2工場が着工/施工は清水建設

2017年4月14日

 冷凍食品、冷凍水産品などを生産するテーブルマーク(東京都中央区)は13日、新潟県魚沼市の既存工場敷地内に新工場棟「魚沼水の郷第2工場(仮称)」の建設を4月17日より開始すると発表した。

 投資額は建物、製造設備を含め約87億円。建築面積は8,758㎡。延床面積は14,029㎡の鉄骨造一部鉄筋コンクリート造、2階建て。冷凍うどんを毎時36,000食製造する。設計・監督はワイ・エム・エー建築設計事務所、施工は清水建設が担当。2017年12月の竣工、2018年3月の稼働開始を予定する。

 新工場は約32万ケースを収容できる自動立体倉庫を併設し、副原料、資材の供給など、原料サイロから倉庫に至るまでの全製造工程を自動化する。加えて、IT化による高度なトレーサビリティシステムを導入することで、商品の生産履歴に関する情報管理を徹底する。

 同社は、2021年3月までを目途に、今回の新工場建設やグループの国内既存工場を対象に、新規ラインの導入および既存ラインの移設を計画しており、総投資額は160億円規模を想定している。

■ 新工場概要

工場名称:魚沼水の郷第2工場(仮称)
所在地:新潟県魚沼市十日町字八色原1687-7
投資額:約87億円(建物、製造設備を含む)
建築面積:8,758㎡
延床面積:14,029㎡(建築物全体14,240㎡)
構造:鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造、2階建て
製造品目:冷凍うどん
生産能力:毎時36,000食(3ライン計)
従業員数:20名程度(予定)
設計・監督:株式会社ワイ・エム・エー建築設計事務所
施工:清水建設株式会社
着工予定:2017年4月17日
竣工予定:2017年12月
稼働予定:2018年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加