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カルビー、京都工場内に新生産棟建設/「フルグラ」の増産/投資額70億円

2017年5月11日

 カルビー(東京都千代田区)は10日、京都工場内に新生産棟を建設すると発表した。

 投資額は70億円。延床面積は9,309㎡の鉄骨造 地上3階建。主力商品の「800gフルグラ」を中心に生産する。17年9月の着工、18年5月の竣工、同年夏の稼働開始を予定する。

 同社は、「時短需要」や「減塩」といった健康志向の高まりを背景に、昔ながらのごはんやパン食に加え、第3の朝食としてグラノーラの市場規模は国内外でさらに広がると予測している。

 フルグラ事業では、既存の清原工場(宇都宮市)に加えて、今年8月には新たな生産拠点として北海道工場(千歳市)が稼働開始予定。さらに今回、3拠点目として京都工場内に新たに「フルグラ」の生産ラインを2ライン設置する。

■ 新生産棟概要

所在地:京都府綾部市とよさか町12番地(京都工場敷地内)
投資額:70億円
延床面積:9,309㎡
構造:鉄骨造 地上3階建
主な製造商品:主力商品の「800gフルグラ」を中心に生産
年間総生産能力:約150億円 ※既存2工場(清原工場、北海道工場)とあわせて約530億円
設置ライン数:2ライン
着工予定:2017年9月
竣工予定:2018年5月
稼働予定:2018年夏

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