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ダイキン工業、テキサス新工場で開所式

2017年5月29日

 ダイキン工業(大阪市北区)は25日、米国子会社のグッドマン社(Goodman Global Group, Inc.)がヒューストン近郊に新拠点「ダイキン・テキサス・テクノロジーパーク」を完成させ、開所式を行ったと発表した。

 同拠点は、住宅用や業務用空調機、暖房機器など米国で販売する全商品を生産する、ダイキングループ最大規模の工場。これまでグッドマン社が米国内に持つ4工場と、物流拠点を統合し、マーケティング、サポート機能を本拠点に集約して、部門間の協業を図る。さらに、新しくR&D機能も設け、現地での商品開発体制も強化する。

 新工場は、生産量の変動に即応できるモジュールラインや、IoTを活用し生産進捗を自動管理する最新の生産技術システムを導入。IoT、AIなど最先端技術を駆使した同社グループのモデル工場となる。

 同生産技術システムは米国での立ち上げを皮切りに、順次世界の各生産拠点へ展開し、グローバル全体でのものづくり力の強化を図る。

 同社は、空調の発祥地であり空調最大の市場である米国を、戦略経営計画「FUSION20」で最も重要な地域のひとつとして位置付けており、今後も同地での事業基盤を強化するため、投資を継続し、雇用を創出するとしている。

■ ダイキン・テキサス・テクノロジーパークの概要

所在地:アメリカ合衆国テキサス州ウォーラー市(ヒューストン近郊)
投資額:約4億5千万ドル(約500億円)
土地面積:2,000,000㎡
延床面積:約373,000㎡
開所式:2017年5月24日

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