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プロロジス、京都の「プロロジスパーク京田辺」が着工

2017年5月31日

 プロロジス(東京都千代田区)は26日、京都府京田辺市においてマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク京田辺」の起工式を行ったと発表した。

 今回、同社にとって京都府における初の開発案件。府内に最新鋭の大型マルチテナント型施設はこれまで無かったが、新名神高速道路の整備により将来ポテンシャルが期待できるため、あらたな物流ハブとして開発を決定した。

 開発地は、新名神高速道路「八幡京田辺JCT・IC」および第二京阪道路「京田辺松井IC」より約300mと至近で、東西および南北の物流の結節点に位置している。

 また、大阪・京都中心部の中間に位置し、大阪東部の枚方、交野、寝屋川地区と一体のマーケットとして、関西の主要消費地への迅速な配送にも利便性が高い場所となっている。

 施設は、約70,000㎡の敷地に地上6階建、延床面積約160,000㎡の施設として開発する。ダブルランプウェイにより、各階のトラックバースに45フィートコンテナトレーラーがアクセス可能な仕様となる。

 また、同社のマルチテナント型施設では初の取り組みとして、倉庫の床や壁の一部の断熱仕様を変更し、冷蔵ニーズに応えるエリアを設定する。一般的なマルチテナント型施設と異なり、冷凍・冷蔵対応の入居時工事を軽減可能な仕様とすることで、入居企業のイニシャルコスト削減と工期短縮に寄与するとしている。

■ 物流施設概要

名称:プロロジスパーク京田辺
所在地:京都府京田辺市松井宮田
敷地面積:69,701.56㎡
延床面積:161,356.73㎡
構造:地上6階建 鉄筋コンクリート造+鉄骨造
着工:2017年5月
竣工予定:2018年10月

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