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大鵬薬品工業、埼玉県神川町に高薬理活性原薬製造施設

2017年6月7日

 大鵬薬品工業(東京都千代田区)は2日、自社の新薬開発を促進するため埼玉サイトにHP棟(高薬理活性原薬製造施設)を新設するため、6月1日に起工式を行ったと発表した。

 HP棟では抗がん剤を中心とした分子標的薬の高薬理活性原薬を製造する予定で、これにより自社開発化合物の開発計画に応じた対応を可能にし、グローバル開発の促進にもつなげる。

 施設は、商業用初期生産にも対応しており、作業員や施設周辺の安全確保のため一般原薬の製造施設とは異なる封じ込め技術を取り入れている。

■ 施設概要

所在地:埼玉県児玉郡神川町大字元原200-22
延床面積:約4,700㎡
構造:鉄骨造3階建て
着工:2017年6月
竣工予定:2018年6月
稼働予定:2018年10月

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