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日本生命、神奈川県大和市で大型物流施設を建設

2017年6月22日

 日本生命保険相互会社(大阪市中央区)は21日、三機工業(株)が神奈川県大和市で所有する土地を借地し、大型物流施設を開発すると発表した。今後、テナント募集を進める。

 開発地は、国道16号、東名高速の結節点である「横浜町田インターチェンジ」より約3kmに位置し、周辺地域から首都圏広域まで、幅広くカバーすることができる。また、東急田園都市線「中央林間駅」や小田急江ノ島線「南林間駅」から徒歩圏内である等、テナント企業が雇用を確保しやすい環境にあり、高い需要が見込まれる。

 同案件は、大阪府松原市、東大阪市での開発に続く、同社の3件目、首都圏では初の大規模物流施設開発となる。

 神奈川県内陸エリアの物流施設ニーズは非常に強く、また同物件は、5階建、延床面積約96,255㎡と同社として過去最大規模の開発を予定していることから、高い競争力を有する。同物件の開発を通じ、三機工業のCRE戦略(企業不動産の有効活用)にも寄与するとともに、国内物流網の効率性の改善に貢献するとしている。

■ 物流施設概要

所在地:神奈川県大和市下鶴間
敷地面積:約41,300㎡
延床面積:約96,255㎡
構造:柱・鉄筋コンクリート造 梁・鉄骨造 地上5階建
竣工予定:2019年11月

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