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三菱電機、名古屋製作所内の「第二FA開発センター」が完成

2017年7月13日

 三菱電機(東京都千代田区)は12日、名古屋製作所内に建設していたFA機器の開発・設計棟である「第二FA開発センター」が7月12日に竣工したと発表した。

 投資額は約100億円。建築面積は約4,800㎡。延床面積は約31,400㎡の鉄骨造 地上7階建。

 近年、製造業ではIoT(Internet of Things:モノのインターネット)を活用した生産性・品質の向上への取り組みが加速している。

 名古屋製作所内に2001年に竣工したFA開発センターに加えて、今回、新たに「第二FA開発センター」を竣工し、次世代のものづくりを実現する統合ソリューション「e-F@ctory」を構成するFA機器(シーケンサ、表示器、サーボ、インバーターなど)の製品力強化や、e-F@ctory Alliance(イーファクトリー アライアンス)におけるパートナー製品を含めた相互の連携強化に向けて開発・設計環境を整備する。

 また、パートナーと同社FA機器の動作検証を行う共同開発ルームを開設し、一体となって生産性・収益性向上のための課題解決に取り組むなど、さらなる顧客満足度の向上とFAシステム事業の拡大を目指す。

■ 第二FA開発センター概要

所在地:愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号(名古屋製作所内)
投資額:約100億円
建築面積:約4,800㎡
延床面積:約31,400㎡
構造:鉄骨造 地上7階建
主な建物用途:FA機器の開発・設計・評価、共同開発ルーム
環境・省エネ対策:e-F@ctory(イーファクトリー)を活用したエネルギー管理システム
        :CASBEE名古屋(建築物環境配慮制度)で最高評価Sランクを取得
竣工:2017年7月12日

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