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旭硝子、中国でTFT液晶用ガラス基板の製造窯を建設

2017年8月25日

 旭硝子(東京都千代田区)は24日、中国子会社の旭硝子顕示玻璃(恵州)有限公司に第11世代TFT液晶用ガラス基板の製造窯を建設すると発表した。

 近年、中国ではTFT液晶用パネルの生産量が増加しており、ガラス基板の需要も急速に拡大している。同社グループは、こうした需要拡大に対し、江蘇省昆山市、広東省深圳市に加工拠点を、広東省恵州市に素板製造拠点を置き、供給体制を整えてきた。

 今後は特に第11世代ガラス基板を使用するTFT液晶用パネルの需要増が見込まれることから、同サイズ専用のガラス基板製造窯を建設する。

 また、同社グループ内から最新鋭の設備を移設することにより、グループの総生産能力を維持し、設備投資額を大幅に圧縮する。量産開始は2018年4Q~2019年1Qを予定する。

■ 設備投資概要

会社名:旭硝子顕示玻璃(恵州)有限公司
所在地:中華人民共和国広東省恵州市仲愷開発区
製造品目:TFT液晶用ガラス基板
着工:2017年8月24日
量産開始予定:2018年4Q~2019年1Q

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