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東急不動産、北海道釧路町に「すずらん釧路町太陽光発電所」を建設

2017年9月7日

 東急不動産は5日、三菱UFJリースと日本グリーン電力開発の3社は北海道釧路郡釧路町に大規模太陽光発電所(メガソーラー発電所)「(仮称)すずらん釧路町太陽光発電所」を建設し、発電事業を開始すると発表した。

 今回、三菱東京UFJ銀行をアレンジャーとするシンジケートローンにより事業資金を調達し、2017年7月に着工、2019年度中の運転開始を目指す。

 同発電所は、北海道釧路郡釧路町の約163.2万㎡(約163ha)の遊休地を活用し、出力規模が約92MW、年間予想発電量が一般家庭約21,300世帯分の年間電力消費量に相当する約1億550万kWh/年の発電を行うメガソーラー発電所となる。

 事業は、東急不動産、三菱UFJリース、日本グリーン電力開発が共同出資するSPCが主体となり、東急不動産の完全子会社である東急不動産キャピタル・マネジメントがアセット・マネジメント業務、三菱UFJリースの完全子会社であるMULエナジーインベストメントがフィナンシャルアドバイザリー業務をそれぞれ受託する。

 同発電所は、北海道電力が2015年4月に公表した「太陽光発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」に基づき、蓄電容量約25,320kWh(約25MWh)の大容量リチウムイオン電池を備えており、蓄電池併設型の太陽光発電所としては出力規模が国内最大級の発電所となる。また、無制限・無補償の出力抑制の対象となる太陽光発電事業へのプロジェクトファイナンス組成案件としても、国内最大規模となる。

■ 発電施設概要

名称:(仮称)すずらん釧路町太陽光発電所
所在地:北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野74-10他
敷地面積:約163.2万㎡(約163ha)
出力規模(太陽電池容量) :約92,264kW(約92MW)
蓄電容量:約25,320kWh(約25MWh)
年間予想発電量(初年度):約1億550万kWh/年(約105,518MWh/年)※一般家庭約21,300世帯分の年間電力消費量に相当
EPC会社:富士電機(株)
事業出資者:東急不動産、三菱 UFJ リース、日本グリーン電力開発
着工:2017年7月
運転開始予定:2019年度

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