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旭化成、宮崎県延岡市で高級人工皮革の設備増設

2017年9月8日

 旭化成(東京都千代田区)は7日、宮崎県延岡市でマイクロファイバースエード「ラムース」の生産設備を増設すると発表した。

 増設能力は年間約300万㎡。2017年度上期の着工、2019年度上期の稼働開始を予定している。

 「ラムース」は、同社の独自製法による3層構造の高級マイクロファイバースエード(人工皮革)で、上質な肌触りや意匠性の多彩さに加え環境特性にも優れていることから、自動車内装材、家具、ITアクセサリー、衣料、産業用資材などの用途に向け、国内外で事業展開を行っている。

 近年、自動車内装材向け中心に販売量が増加しており、今後も需要の拡大が見込まれることから、設備の増設を決定。今後もグローバルなマーケットの拡大に応じて、繊維事業のさらなる設備増設と生産体制の高度化を進めるとしている。

■ 増設概要

所在地:宮崎県延岡市
生産品目:マイクロファイバースエード「ラムース」
増設能力:約300万㎡/年(現有能力は約600/年)
着工予定:2017年度上期
稼働開始予定:2019年度上期

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