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大建工業、岡山工場内に研究開発拠点を建設/12月着工

2017年9月19日

 住宅用建材メーカーの大建工業(大阪市北区)は13日、岡山工場内に研究開発拠点「R&Dセンター(仮称)」を建設すると発表した。

 同社の研究開発業務は、主に岡山工場敷地内にある総合開発研究所で行っているが、R&Dセンター新設により、他拠点や工場内に点在する実験設備・機器を移設、集約し、新たな実験設備を導入することで、研究開発の強化、効率化を図る。

 また、同敷地内にあるテクニカルスペース(製品の機能・技術面を訴求する展示施設)の機能を集約し、開発コンセプトや試作の展示スペースを設けることで、ステークホルダーとの対話や市場の声を開発に反映する。

 施設は、研究者が一体となり執務できるワンプレートオフィスとし、議論・討議を促すコミュニケーションスペースを動線上に設置する。また、製品の機能・技術面を訴求する展示や、開発途上のコンセプト、試作を展示するスペースの設置など、研究員とステークホルダー間のコミュニケーションを促進する設計とする。加えて、実験室エリアの一部を外部の来場者が見学できる「見せる(魅せる)研究所」とし、技術・開発力の訴求につなげる。

■ 研究所概要

名称:DAIKEN R&Dセンター(仮称)
所在地:岡山県岡山市南区海岸通2丁目5番8号
投資額:約13億円(固定資産投資額)
敷地面積:1,925㎡
延床面積:4,710㎡
構造:鉄骨造4階建
設計・施工:(株)竹中工務店
着工予定:2017年12月
竣工予定:2018年7月
稼働予定:2018年10月

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