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東洋ゴム工業、米国、マレーシアでタイヤ製造工場を建設

2017年9月29日

 東洋ゴム工業(兵庫県伊丹市)は28日、米国とマレーシアでタイヤ製造工場を建設すると発表した。

 今回、収益の主軸である北米市場向けの生産拠点・米国タイヤ工場、及びグローバル供給のハブ機能を担う生産拠点・マレーシアタイヤ工場で、それぞれ、既存工場敷地内に新たな工場建屋の建設と生産設備の導入を行う。

 工場では、競争優位性を有するピックアップトラック/SUV/CUV用を中心とした大口径タイヤの供給体制をさらに強化する。

 米国では、ジョージア州のタイヤ工場に約140億円を投じて、年産240万本(乗用車用タイヤ換算)の生産能力を有する建屋を建設し、第1段階として、1/2である年産120万本のタイヤ生産に必要な設備を導入、2019年4月より稼働を開始する予定。

 マレーシアでは、ペラ州のタイヤ工場に約210億円を投じて、年産480万本(乗用車用タイヤ換算)の生産能力を有する建屋を建設し、第1段階として、1/2である年産240万本のタイヤ生産に必要な設備を導入、2019年10月より稼働を開始する予定。

■ 新工場概要

◇ 米国工場
会社名:Toyo Tire North America Manufacturing Inc.
所在地:アメリカ合衆国ジョージア州バートゥ郡(同社敷地内)
投資額:約140億円
生産能力:120万本/年(乗用車用タイヤ換算)
着工予定:2018年2月
生産設備導入予定:2019年1月
生産開始予定:2019年4月

◇ マレーシア工場
会社名:Toyo Tyre Malaysia Sdn Bhd
所在地:マレーシア ペラ州タイピン(同社敷地内)
投資額:約210億円
生産能力:240万本/年(乗用車用タイヤ換算)
着工予定:2018年8月
生産設備導入予定:2019年7月
生産開始予定:2019年10月

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