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デンソー、米国で1000億円の設備投資

2017年10月11日

 デンソー(愛知県刈谷市)は6日、米国・テネシー州の生産拠点「DENSO MANUFACTURING TENNESSEE, INC. (以下:DMTN)」において、電動化や自動運転など新たな分野における生産体制を強化するため、2020年までに約1,000億円(10億ドル)の投資を行うと発表した。

 現在、DMTNは、デンソーグループにおける北米最大の生産拠点として、主にオルタネーターやスターターなどの電装品、メーターやヘッドアップディスプレイなどの情報安全製品、またエンジンECU(Electronic Control Unit)などの電子部品を生産している。

 今後、北米地域においても、電動化や自動運転、高度運転支援など、新しい分野における製品の需要拡大が見込まれてる。今回の投資では、主にこれらの分野における生産能力を増強するため、工場建屋の拡張や生産設備の新設・増強を行う。また、2020年までに新規で約1,000名の従業員を採用し、現地での生産体制の強化を図る。

■ 設備投資概要

会社名:DENSO MANUFACTURING TENNESSEE, INC.
所在地:1720 Robert C. Jackson Drive, Maryville Tennessee 37801, U.S.A.
投資額:2020年までに10億ドル(約1,000億円)
新規雇用予定:2020年までに約1,000名

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