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三菱倉庫、インドネシア・ブカシ県で新配送センターが稼働

2017年10月16日

 三菱倉庫(東京都中央区)は13日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県で、現地法人であるインドネシア三菱倉庫会社の新たな配送センター「MM2100 Distribution Center」が開業したと発表した。

 立地は、周辺工業団地の中で最もジャカルタ特別州に近いMM2100工業団地内にあり、高速道路ICにも近く、物流拠点に適した立地となっている。

 施設は、定温庫(15~25℃)、冷蔵庫(2~8℃)、冷凍庫(-18℃)を備え、食品等の温度管理物流に対応する。また、食品の加工、調理が可能なセントラルキッチン及びサテライトオフィスとして利用可能な事務所スペースを併設している。加えて太陽光発電、LED照明、非常用発電機を備えた「災害に強いECO倉庫」となっている。

 今後は、同配送センターの敷地内に食品・日用品等の工場建物を建設し、顧客に賃貸する。また、第2期となる物流施設の建設も予定している。

 加えて、DIA-JAYA社の保冷車を配備し、インドネシアにおけるコールドチェーンの構築を進める。また、配送センター、工場建物を含む敷地全体を「DISTRIBUTION PARK MM2100」と名づけ、原材料の輸入から製品の保管、配送、輸出までワンストップで高品質な物流サービスを提供していく。

■ 物流施設概要

名称:インドネシア三菱倉庫会社 MM2100 Distribution Center
所在地:インドネシア・西ジャワ州ブカシ県 MM2100工業団地内
(Kawasan Industri MM-2100 Block G, Cikarang Barat Bekasi 17520, Jawa Barat-Indonesia)
敷地面積:約169,800㎡
延床面積:約18,000㎡(定温庫6,500㎡、冷蔵庫1,000㎡、冷凍庫400㎡)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、平屋建(一部2階建)
着工:2016年10月
竣工:2017年8月

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