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資生堂、栃木に新工場建設/最大400億円投資

2017年10月20日

 資生堂(東京都港区)は19日、アジアや国内での化粧品需要拡大に対応する為、栃木県大田原市に新工場「資生堂那須工場(仮称)」を建設すると発表した。

 投資額は約300~400億円で、大田原市中田原地区に新たに工場用地11万㎡を取得。3.8万㎡一部複数階の建屋を建設し、スキンケア製品を年間約1.2億個製造する。2018年度中の着工、2019年度中の稼働開始を予定する。

 併せて、現在建設準備を進めている大阪新工場(大阪府茨木市)でスキンケア商品の生産能力を当初計画比2.1倍に引き上げるとともに、生産に必要な原料・容器の安定確保のため、サプライヤーとの協働を図る。

 新工場は、拡大するスキンケア商品生産の中核を担う拠点となる。国際規格ISO22716に準拠し、厳しい製造・品質管理を徹底する。また、IoTなどの最先端技術を活用すると共に、サプライヤーとの連携や物流の観点からも効率的な生産・流通体制を構築して、変化する市場に迅速に対応する。

■ 新工場概要

名称:資生堂那須工場(仮称)
所在地:栃木県大田原市中田原地区
投資額:約300~400億円
土地面積:110,000㎡
建築面積:380,000㎡
構造:地上1階建(一部複数階)
生産品目:スキンケア製品等
生産能力:年間約1.2億個
着工予定:2018年度中
稼働開始予定:2019年度中

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