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味の素、150億円で新工場/三重県・東海事業所内 11月着工

2017年10月23日

 味の素(東京都中央区)は20日、三重県四日市の東海事業所内に調味料等の製造・包装工場を建設すると発表した。

 投資額は建物、設備に約150億円。建築面積は18,300㎡の鉄骨構造4階建。2017年11月の着工、2019年度下期の完成を予定している。

 同社は、今年9月に総額約400億円を投じて東海事業所と川崎事業所へ設備投資を行い、国内の食品生産体制の集約・再編を進めると発表していた。

 今回、具体的施策の一つとして、東海事業所内に調味料等の製造・包装一貫生産を行う工場を新設し、味の素パッケージング(株)関西工場の生産機能を集約する。

 工場は、ICT・自動化等先端技術の効果的な導入により2020年度に労働生産性を現状の約2倍に高め、世界トップレベルの生産を目指す。

 また、品種切り替え性に優れた製造プロセスの導入により、フレキシブルな生産と、フードロス削減や原料・中間製品の在庫圧縮を実現する。これらの施策を通じて、2022年度以降、年間約25億円EBITDAを改善する見通し。

■ 新工場概要

所在地:三重県四日市市大字日永1730番地(東海事業所内)
投資額:約150億円(建物、製造・包装関連設備等)
建築面積:18,300㎡
構造:鉄骨構造4階建
事業内容:調味料などの製造・包装
着工予定:2017年11月
完成予定:2019年度下期

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