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ファンデリー、健康食「ミールタイム」の新工場

2017年11月1日

 マーケティング事業、メディカルフードデリバリー事業を展開するファンデリー(東京都北区)は10月31日、同社初の生産拠点である新工場を建設すると発表した。

 投資額は約50億円。延床面積は約6千㎡。健康食「ミールタイム」を一日約9万食製造する計画。2018年度内の着工、2019年度内の操業開始を予定している。建設場所は決定次第公表するとしている。

 同社が属する食事宅配市場は、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化、女性の社会進出、食料品の購入や飲食に不便を感じる高齢者などの増加により、宅配需要が拡大し、堅調に推移している。

 さらに現在、同社が主な顧客としている生活習慣病患者は年々増加傾向にあり、また、少子高齢化が進むことにより65歳以上の高齢者のみの世帯が増加するなど、市場の成長が見込める経営環境となっていることから、同社の売上高の約9割を占めるMFD事業(健康食宅配事業)を強化するため、新工場の建設を決定した。

■ 新工場概要

名称:ファンデリー第1工場(仮称)
所在地:決定次第公表
投資額:約50億円(建物および設備等)
資金計画:自己資金および借入金等により充当
延床面積:約6,000㎡
生産品目:健康食「ミールタイム」
生産能力:約9万食/日
着工予定:2018年度内
操業開始予定:2019年度内

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