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大和ハウス工業、インドネシア・ブカシ地区に大型マルチテナント型物流施設

2017年11月6日

 大和ハウス工業(大阪市北区)は10月31日、インドネシアで工業団地の開発・造成を行っているPT Bekasi Fajar Industrial Estate Tbk.(以下:BEST社)の共同事業体である、PT Daiwa Manunggal Logistik Propertiは、西ジャワ州ブカシ地区で、大型マルチテナント型物流施設「DMLPフェーズⅠ-2」を2017年10月2日に着工し、概要が決定したと発表した。

 今回、「DMLPフェーズⅠ-1」が好調で満室となったことを受け、マルチテナント型物流施設第2弾となる「DMLPフェーズⅠ-2」を10月2日に着工した。

 インドネシアは近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、インターネット通販等の流通業が急成長しているが、17,000以上の島々から成る世界最大の島国で、物流の発展が遅れているため、物流網の構築を急ぐべく、物流施設の需要が高まっている。

 そこで同社は、多くの工業団地と隣接し、生産から物流までの施設を一貫して提供できるブカシ地区において、今後も需要が見込める物流施設の開発を拡充することとした。

 開発地は、ジャカルタ・チカンペック高速道路「チビトン インターチェンジ」まで約500m、ジャカルタ中心地(スマンギ交差点)まで約30kmに位置する。また、インドネシア最大級のコンテナ取扱量を誇る国際商業港湾「タンジュンプリオク港」まで約35km、「スカルノハッタ国際空港」まで約55kmと、海と空の玄関口にアクセスしやすい立地となっている。

■ ■物流施設概要

会社名:PT Daiwa Manunggal Logistik Properti
名称:「DMLP フェーズⅠ-2」
所在地:インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県西チカランMM2100 工業団地内
(MM2100 Industrial Estate, Cikarang Barat, Bekasi, West Java, Indonesia)
投資額:約13億円
敷地面積:約47,500㎡
延床面積:約26,500㎡
構造:鉄筋コンクリート造 平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:PT Daiwa Manunggal Logistik Properti(ダイワ・マヌンガル・ロジスティック・プロパティ)
設計・施工:PT Daiwa Tetra Manunggal Konstruksi(ダイワ・テトラ・マヌンガル・コンストラクシ)
着工:2017年10月2日
竣工予定:2018年5月
入居予定:2018年6月

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