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日特エンジニアリング、福島事業所・長崎事業所の工場拡張

2017年11月30日

 自動巻線機などを製造する日特エンジニアリング(埼玉県さいたま市)は29日、国内生産拠点である福島事業所と長崎事業所の工場を拡張すると発表した。

 福島事業所では、隣接地約63,000㎡を購入・造成後、現事業所との連絡通路を確保した工場建屋約5,640㎡を建設。2019年3月の稼働開始を予定する。

 長崎事業所では、約2,250㎡の建屋を敷地内に建設し、2018年10月の稼働開始を予定している。

 同社グループは、一貫ライン設備の需要拡大によって、生産スペースの確保状況が生産能力に影響し始めている。また、連結売上高500億円の体制づくりを見据え、その柱として、福島、長崎両事業所の工場拡張を決定した。

 今後、設備需要環境の変化を捉えながら、研究開発、アライアンス、人員の増強、海外生産の拡充を進めることで、持続的成長を図る。

■ 拡張概要

◇ 福島事業所
所在地:福島県福島市飯野町(福島事業所隣接地)
投資額:約13.5億円
敷地面積:約63,000㎡(購入予定)
延床面積:約5,640㎡
事業内容:精密FA設備及び関連する設備・機器の開発、製造、販売
資金計画:自己資金
稼動開始予定:2019年3月

◇ 長崎事業所
所在地:長崎県大村市池田2-1306-4(長崎事業所敷地内)
投資額:約4.5億円
延床面積:約2,250㎡
生産品目:精密FA設備及び関連する設備・機器の開発、製造、販売
資金計画:自己資金
稼動開始予定:2018年10月

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