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味の素、60億円で川崎事業所内に研究開発棟建設

2017年12月5日

 味の素(東京都中央区)は4日、川崎事業所内に研究開発棟を建設すると発表した。

 計画では、約60億円を投じて研究開発棟を建設し、既存施設を改修する。連結子会社である、味の素冷凍食品、クノール食品、味の素AGFと連携し、日本食品に関わるR&D拠点を新設し、味の素 川崎事業所内へ集約する。

 今回の拠点集約により、グループ各社が保有するレシピ開発、原料加工等のコア技術の融合を図る。グループ4社の家庭用製品を開発するとともに、外食・中食市場の多様なニーズに応える。

■ 研究開発棟概要

所在地:神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1(味の素 川崎事業所)
投資額:約60億円(新研究開発棟の建設、既存施設の改修等含む)
延床面積:7,400㎡
構造:免震構造4階建
集約後の食品に関わるR&D要員数:約500名(対象の4社合計)
着工:2017年12月
完工予定:2020年度上期(新研究開発棟)
    :2020年度下期(既存施設改修)

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