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エア・ウォーター、宇都宮工場の新プラントが稼働開始

2017年12月6日

 エア・ウォーター(大阪市中央区)は5日、栃木県の宇都宮工場に建設を進めていたVSUA(高効率小型液化酸素・窒素・アルゴン製造装置)が完成し、12月1日より営業運転を開始したと発表した。

 今回、宇都宮工場の稼動後22年が経過し老朽化対策が必要となっていたことから、生産性向上と省エネルギー化を合わせて実現できる最新鋭プラントに建て替えた。

 新プラントは、同社が全国で設置を進めているVSU(高効率小型液化酸素・窒素製造装置)シリーズの15号機となる。日本屈指の規模を誇る同工業団地内の顧客へのパイピングガス供給能力強化と同時に、タンクローリー供給による産業・医療用ガスの災害に強い安定供給ネットワークの強化を図る。

■ 設備投資概要

所在地:栃木県宇都宮市清原工業団地1番3号(宇都宮工場)
製造能力:酸素ガス1,500Nm3/h、窒素ガス3,000Nm3/h、液化酸素2,100Nm3/h、液化窒素5,000Nm3/h、液化アルゴン150Nm3/h
設備メーカー:エア・ウォーター・プラントエンジニアリング(株)
営業運転開始:2017年12月1日

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