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指月電機製作所、西宮市にコンデンサ研究開発棟を建設

2017年12月11日

 コンデンサを中心とした電子機器の製造を行う指月電機製作所(兵庫県西宮市)は4日、兵庫県西宮市にコンデンサ研究開発棟を建設すると発表した。

 投資額は約6億円。延床面積は3,140㎡の鉄骨造 地上2階建。2018年8月末の竣工、順次稼働開始を予定している。

 近年、自動車市場では地球環境保護の観点から次世代自動車の需要が急速に高まっている。また、産業市場においては、電気の効率利用・省エネを目的としたインバータ化が加速するなど、高信頼性、高品質なコンデンサの需要が拡大している。

 今回、拡大・高度化するコンデンサの新素材研究、新製品開発を加速するため、現R&Dセンター(岡山県総社市)を移転し、兵庫県西宮市にコンデンサ研究開発棟を新設する。さらに、コンデンサ応用技術である電力機器についても、電力機器開発部門と連携し開発を強化する。

 R&Dセンター移転後の建屋は、連結子会社である岡山指月(株)で増産体制を強化している次世代自動車用コンデンサの生産棟として使用する計画。

■ コンデンサ研究開発棟概要

所在地:兵庫県西宮市国見台六丁目8番2
投資額:約6億円
延床面積:3,140㎡
構造:鉄骨造 地上2階建
建物用途:コンデンサの研究開発
竣工予定:2018年8月末

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