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テルモ、300億円で山口に新工場建設/ガイドワイヤーの増産

2017年12月14日

 テルモは13日、子会社のテルモ山口(山口県山口市)の本社工場内に新工場棟を建設すると発表した。

 投資額は約300億円。延床面積約5万㎡、鉄骨造5階建の建屋を建設する。新規雇用予定は700名。2018年6月の着工、2019年10月の竣工、2021年4月の稼働開始を予定している。

 テルモ山口は、カテーテル手術で血管内の道筋を確保するガイドワイヤーを生産している。今回、3号棟として新たな生産棟を建設し、ガイドワイヤーの品目数の拡充や増産を図る。

 カテーテル事業は、テルモ全体の売上の約4割を占め、全社成長を牽引している。今回の新棟建設により、世界的に市場が拡大する血管内治療市場に対応する。

■ 新工場概要

所在地:山口県山口市佐山3番22(本社工場内)
投資額:約300億円
延床面積:約50,000㎡
構造:鉄骨造5階建
新規雇用予定:700名
生産品目:ガイドワイヤーなど
着工予定:2018年6月
竣工予定:2019年10月
稼働開始予定:2021年4月

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