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北海道住電精密、80億円で新工場建設/超硬インサートの増産

2017年12月18日

 住友電気工業(大阪市中央区)は15日、超硬合金製刃先交換インサートの生産拠点である北海道住電精密に新工場を建設すると発表した。

 投資額は約80億円。超硬インサートの生産能力を約2割増強する。2019年12月の全面稼働開始を予定している。

 住友電工ハードメタルの100%子会社である北海道住電精密は、1980年の操業以来、高性能の超硬インサートを一貫生産し、国内外のユーザーに供給している。

 超硬インサートは、自動車産業からエネルギー、発電、航空宇宙などの幅広い機械加工分野において使用されており、近年は新興国における経済発展や自動車生産台数の増加を背景に、世界的に需要が拡大していることから、今回の新工場建設を決定した。

■ 新工場概要

所在地:北海道空知郡奈井江町776番地
投資額:約80億円
増産品目:超硬インサート
生産能力:約2割増強
稼働開始予定:2019年12月

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