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東邦チタニウム、ニッケル粉新工場を竣工

2017年12月21日

 チタンの素材加工を行う東邦チタニウム(神奈川県茅ヶ崎市)は19日、福岡県北九州市の若松工場内に建設を進めてきたニッケル粉新工場が完成し、竣工式を行ったと発表した。

 ニッケル粉は、積層セラミックコンデンサ(以下:MLCC)の内部電極材料として使用されるものであり、電子機器の高機能化、IoT、自動車電装化の進展等によるMLCCの需要拡大に伴いニッケル粉の需要も増加している。

 今回の新工場の建設により、茅ヶ崎工場内の既存工場と合わせた2拠点でニッケル粉の安定供給体制を構築する。

■ 新工場概要

所在地:福岡県北九州市若松区響町1-62-1(若松工場内)
投資額:約30億円
生産品目:ニッケル粉
生産能力:30t/月(茅ヶ崎工場(生産能力60t/月)と合わせた生産能力は90t/月)
竣工:2017年12月

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